房総にはまだまだ美しい自然が数多く残っており、蛍を見ることが出来る場所もたくさんあります。
私が小さいころにはそこらじゅうの田んぼで蛍が見られたものですが、都会育ちの方の中には映像でしか蛍を見たことがない方もいらっしゃるかもしれません。
東京からちょっと足をのばせば、幻想的な蛍の舞う姿を見ることができる房総へおいでになってみてはいかがでしょうか。
当記事では房総で蛍を見られる場所をいくつか紹介させていただきます。
コンテンツ
蛍が出てくる時間帯と条件
場所を紹介する前に蛍が出てくる時間帯と大量に出やすい条件をお話しますね。
月あかりがなく暗い、じめじめして蒸し暑くて風のあまりない夜7時~9時頃です。
日中雨が降っていて夜間晴れた蒸し暑い日などは高確率で出現します。
出現期間は、源氏蛍で5月の20日過ぎ~6月の初週、平家蛍で6月初週~6月第3週あたりでしょうか。
なお、房総は源氏蛍が多く生息していますので、当記事で紹介するもののほとんどが源氏蛍についての情報となります。
滝口工務店付近(御宿町高山田)
御宿町高山田にある滝口工務店近辺付近に流れる小川沿いには、蛍が多く生息しています。
この鑑賞スポットはイベント会場ではありませんので、静かに観賞しましょう。
また、道幅が細く、小さい子供たちも蛍を見ているので、車で通過する際には必ず徐行運転をお願いします。
近くのウォーキング情報
御宿町の観光情報
源氏ほたるの里(いすみ市山田)
いすみ市にある山田川周辺は、源氏ぼたるが自然生息することから、市ではこの区域を 「源氏ぼたるの里」に指定し、毎年多くの人々の目を楽しませています。
とても暗い場所なので訪れる際には安全運転に努め、懐中電灯などを持参していくと良いでしょう。
いすみ市の観光情報
大多喜町平沢986付近(大多喜町平沢)
清和ほたるの里(君津市正木)
根方ほたるの里(南房総市沓見)
白浜フラワーパーク(南房総市白浜町)
ほたる観賞のマナーを守りましょう
私たちが美しい蛍を見られるのは、周辺の住民や地域が協力し蛍の生育環境を保護していることに他なりません。
イベント会場ではない場所では、鑑賞時に大声で騒いだり、ごみを捨てたりなどの行為は絶対にしないようにしましょう。
私たちのこどもたちや孫たちにも、きれいな蛍が見られる場所をのこして行くためにも、ご協力お願いいたします。